赤ちゃんと痛みを分かち合うお産 私たちが考える最良の方法”ソフロロジー式分娩法”
	いつの時代も神秘的、感動的な生命の誕生。例えようもなくうれしい出来事の反面、当事者である女性の立場からすれば、決して楽ではない出産とその後続く育児の大変さを考えると、うれしい半面「ちょっと待って、そんな手放しで喜んでばかりいられないわ」という想いもあるのではないでしょうか。 安全で痛みの少ないお産、そして子育てを楽しく充実させるために、私たちが考える最良の方法がソフロロジー式分娩法です。ソフロロジーで重要なことは“出産に対する発想の転換”と“お腹の赤ちゃんと心を通わせること”です。 お産をたった一人で苦痛に耐える苦行と思わず、その先に待っている“赤ちゃんに会える大きな喜び”のためのプロセスであり、赤ちゃんと痛みを分かち合う二人三脚の共同作業として受け入れます。陣痛の痛みも産まれてくるために必要不可欠なエネルギーとして甘受できます。 また、ソフロロジ−には育児に関してもプラス効果が得られるという大きなメリットがあります。「折に触れお腹の赤ちゃんに語りかけ、心を通わせる」ことが重要で、この語りかけを妊娠初期から何ヶ月も続けていると、知らず知らずのうちに母子の絆が強くなり母性愛が育まれ、生まれる前から育児が始まっていることになるのです。出産後は違和感なく楽しい子育てができるようになります。 このソフロロジー式分娩法はヨーロッパで考案され、今では世界中の施設で取り入れられています。呼吸法やリラクゼーションのレッスンを続け、赤ちゃんと絶えず対話を交わすよう心がけましょう。きっと安全で良いお産、楽しい育児ができるようになるはずです。 もっと知りたい！ソフロロジー
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